境を開く

2009年3月31日朝6時32分ベットから起きたとたん

境を開く

と閃きました。この日は父(照典)の80才の誕生日でした。

境の文字に

 境とはオトトヒの能らきを開く、オトトイとは一昨日、過去の能らきを開くと取ると、過去の能らきを開くことができるのは、「今」です。だから境という字の音読みが「キョウ=今日」となっているのだと思います。 

 相対言(語=概念)の意味では「オトトイコイ」とは「一昨日来い」と過ぎ去った時なので、過去から『』である現実に来ることは出来ません。「一昨日来い」とは不可能なのです。ところが日本語には一音一字の特徴があるので「オトトイコイ」という6音でワンセットの言語を「オ、ト、ト、イ、コ、イ」と言うように一音一音に分け、この音に一音に一字づつ当てることが出来ます。また次のように2音づつ取ると「オト+トヒ+コイ」となりこの音に表意字を一文字づつ置き換えることが出来ます。例えば「音+問+来」のようにです。このようなことを「讀み替える=ヨミカエリ」と言います。

 「音+問+来」の意味は「音を問いにおいで」ということです。6音をワンセットにした相対言=言語としての意味は「一昨日来い」という時間的にみて不可能なことでしたが、読みを返えた「音問来」の意味は「音を問いにおいで」ということなので現在進行形になり意味はもちろん時間的関係性まで変わってしまいます。音の意味が全く変わってしまいます。しかも「音問来」とは今からでも明日でもその次の日でも、問いたいと思えば何度でもいつでも問うことが出来ます。無限に問うことができるのです。   

 「一昨日来い」という過去の不可能が「」に「ヨミカエリ、甦り」、相対言とは全く異なった無限に問うことが可能な「絶対言」に「読み替える」のです。 

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